「B級グルメ」は、安価で日常的に食べられている庶民的な飲食物のこと。
このページではA級・B級にこだわらず、
地域の人々に親しまれている食材を使った料理や、
地域の人々から愛されてきた料理の「ご当地グルメ」をご紹介しています。
▲新作のキューブタイプ
(有)ひじかわ特産開発
愛媛県大洲市肱川町宇和川4327
TEL 0893-34-2675

道の駅 清流の里ひじかわ
愛媛県大洲市肱川町宇和川3030 TEL 0893-34-2700
【営業時間】7:00~19:00 (レストラン)11:00~19:00
定休日/元旦

肱川ラーメン

肱川のきれいな水でつくる

 肱川の上流にある鹿野川ダムのほとりに『ひじかわ特産開発』がある。ここでつくられる『肱川らーめん』は、地域を活性化する目的でつくられる「特産品開発」の成功例だ。
 当初、第三セクターの「ひじかわ特産開発公社」として設立され、さまざまな経緯ののち民間となった。「肱川生よもぎうどん」や「肱川しょうゆ」がつくられているが、ここでの主流商品は『肱川らーめん』である。
 肱川流域のきれいな水を使ってつくられたこの地方の麺は、昔から美味しいといわれていた。そのためにコシの強い旨い麺にこだわった。特殊な製法や固有の素材に頼らず、何杯食べても美味しいと感じるオーソドックスな美味しさを目指したラーメンだ。
 肱川の人びとの努力の末に誕生したのがロングセラー商品『肱川らーめん』である。平成7年(1995)に「週刊女性自身」の「全国お取り寄せコンテスト・とんこつ部門」で大賞を取り、全国から注目された。

美味しい麺の開発を進める
 『肱川らーめん』には、豚骨特有の匂いとえぐ味を抑えた「とんこつ風」、特注調味料を使用した「しょうゆ味」や「しお味」、独自ブレンドの赤みそを使った「みそ味」の4種類。期間限定で「肱川冷麺」「肱川冷麺よもぎ入り」もある。
 開発に当たっては、社員たちの忌憚のない意見を重ねて、次第にブラッシュ・アップを試みた。また、季節によって、塩や粉の配分を変え、ちょうど良い麺を届けることができるのは「生麺」の利点でもある。
 これからの開発商品として、『肱川らーめん』を発展させた「ちゃんぼん」や「乾燥しいたけを練り込んだ麺」、「いのししラーメン」などもリストアップされている。

食べて帰りたい方に

 つくるのが面倒という人には、道の駅内「レストラン華の森」で『肱川らーめん』を食べることができる。地元野菜をたっぷり加えた『ちゃんぽん』もある。

四国B級ご当地グルメ連携協議会(四B連)
一般社団法人 四B連企画
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