新幹事に岩村大志氏~四B連に新風~

 発足以来幹事だった松田健氏がこのたび退任し、後任に岩村大志氏が就任した。9月13日の役員会で決定。
 岩村氏は、今年4月に第4回を迎えた「土佐の食1グランプリ」の発起人・実行委員長。今や高知名物となった「食1グランプリ」は、第4回は高知市「たび広場」と南国市「岡豊山さくらまつり広場」の両会場に46店舗が出店、雨天のため7日だけの開催となったものの1万7千人を動員した。
 「まんのうフェスタ」をはじめとする催事や地域おこし活動に新風を吹き込むことが期待される。

パイオニアチーム発足~四G連(愛媛)~

 7月1日、四国ジビエ連携(四G連)に「パイオニアチーム」が発足した。野生鳥獣の捕獲から鳥獣肉(ジビエ)料理店開業に至るプロセスを開拓する先駆者(パイオニア)たろうとする4人のチームで、愛媛県からの委託による。
 さしあたってイノシシを対象に、罠を仕掛けたり、蓄養場で給餌したり、処理場で解体したり、新メニューを工夫したりと大活躍している。

お知らせ→

「四国ジビエ連携」が発足

 2013年4月5日、高知県北川村において「四国ジビエ連携」(略称四G連)が発足しました。「しこくジビエ王国」建国を標榜する「四B連」に呼応したもので、「B級ご当地グルメでおおらかに地域おこしをしよう」という「四B連」と異なり、実務的・実際的活動によって具体的成果を出すことを目的とする独立の組織です。
 「四B連」では、発足半年後の2011年1月、愛媛支部に「イノシシグルメ部会」を設け「イノシシ肉活用研究会」を開催するなどの活動をしてきました。これを発展させ、2012年6月30日に愛媛県西予市で「第1回四国ジビエ連携勉強会」を、同年11月18日に高知県大豊町で「第2回勉強会」を開催しています。
 良質のジビエ食材を確保するための事業者間の知識・情報交換と商品融通、狩猟・蓄養・処理・流通業者の啓発活動、ジビエ食文化の普及と各方面への提言などの活動を図り、狩猟・蓄養・屠畜・食肉流通業者、食品加工業、料理研究家、料理店、食品加工業者、観光団体、研究者、行政などの関係団体に呼びかけていく予定となっています。
 ご興味のある方は、ぜひ、「四国ジビエ連携」に入会いただきますよう、ご案内申し上げます。

「しこくジビエ王国と四万十川流域圏」
~高知県四万十市と四B連、シンポジウムを共催~

 2月23日(土)、高知県四万十市において「しこくジビエ王国と四万十川流域圏」と題するシンポジウムが開催された。四B連と四万十市の共催による。
 パネリストは、地元四万十市の田中全市長、愛媛県西予市の三好幹二市長、松野町の阪本壽明町長、四B連の内海武彦議長。
 「獣害対策からジビエ食文化の創造へ」を中心にパネリストの討論が交わされ、102人の出席者からも活発な質問や意見が出された。その結果、まずジビエ料理に対する理解を深めたい、そのためには良質のジビエ食材を流通させなければならない、それには捕獲するときからの配慮が欠かせない、などの認識が共有できた。また、行政における農林・観光・商工3部門の連携の重要性が指摘された。
 四万十川流域圏の豊かなジビエ文化が紹介され、終了後の交流懇親会でシカ、イノシシ、ヒヨなどの料理が供された。

農and食・毎日農業記録賞に
「しまなみイノシシ活用隊」の渡辺秀典さん

 平成24年11月5日、農や食、環境への思いや体験、提言をつづる第40回毎日農業記録賞の受賞者が発表され、一般部門で「しまなみイノシシ活用隊」代表、渡辺秀典さん(写真・左)の「獣害から農地を守れ!被害から活用に!」が優秀賞に選ばれた。
 渡辺さんは、受賞の知らせに「獣害やイノシシ肉活用の活動のことが広まればうれしい」と語った。しまなみイノシシ活用隊は、これを機に、イノシシ肉の売り上げ倍増をめざす。

遊子漁協女性部が内閣総理大臣賞受賞

 平成24年10月16日に明治神宮会館で開催された農林水産祭中央審査委員会第2回総会において、遊子漁協女性部に水産部門の内閣総理大臣賞が授与された。内閣総理大臣賞は、過去1年間(平成23年8月~平成24年7月)の農林水産祭参加表彰行事において、農林水産大臣賞を受賞した476点の中から決定されたもの。地域ぐるみでブランド構築活動に取り組み、街の名を売り込むキッチンカーでの販売活動や養殖魚のイメージアップや「遊子の台所プロジェクト」などの取り組みが評価された。
 女性部長の山内満子さん(左写真・右)は「この指とまれ方式で、再生女性部をスタートさせてから5年目。遊子の台所と称してキッチンカーを走らせて2年。遊子の名前を全国にPRするため無我夢中で走り続けた結果、このような素晴らしい賞をいただきました。みなさんの応援のお陰です」と語った。

西予市シシ肉試食交流会

 2月14日、愛媛県西予市でイノシシ肉を使った料理の試食会があり、旅館や飲食店、観光協会などの関係者ら約100人が集まった。
 市が商標登録したブランド名『里のあばれん坊』の披露のあと、奥山常任顧問の「丹波篠山に学ぶしし肉・加工品の展望について」の講演があった。集まった人の中には、奥山顧問の語る、イノシシ肉の活用や観光食としての展開の例に、メモを取る姿が見られた。
 そのあと、料理、加工品の説明があり、試食・意見交換の宴が催された。イノシシ被害の軽減とともに、「新たな食材によるまちおこし」として、イノシシ肉料理を全国に発信する計画だ。
 市内の料理店や加工業者などから、シチュー、ハム、コロッケ、ハンバーグなど11品が出品。食べ比べを楽しみながら「臭いがなくて食べやすい」などの感想が挙っていた。

内子町の「もち麦かけうどん」が弁当・総菜大賞!!

 愛媛県内子町にある道の駅『フレッシュパークからり』の「もち麦かけうどん」が、2月1日、『第1回スーパーマーケット お弁当・お惣菜大賞』(新日本スーパーマーケット協会)を受賞した。応募総数約36000作品の中から麺部門審査委員大賞に選ばれたもの。
 もち麦乾麺をゆでたものを、電子レンジ対応用のパックに入れて販売。(1人前:500円)

遊子漁協女性部、農林水産大臣賞受賞

平成24年3月1日・2日に東京都で開催された「第17回全国青年・女性漁業者交流大会」地域活性化部門で、遊子漁協女性部は「育ちざかり、遊子―元気な子供たちの将来に向けて―『遊子の台所プロジェクト』」と題して発表した結果、取り組みや努力が評価され、最高賞の農林水産大臣賞を受賞した。

→山内満子さんからの寄稿はこちら

四国B級ご当地グルメ連携協議会(四B連)
一般社団法人 四B連企画

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