「B級グルメ」は、安価で日常的に食べられている庶民的な飲食物のこと。
このページではA級・B級にこだわらず、
地域の人々に親しまれている食材を使った料理や、
地域の人々から愛されてきた料理の「ご当地グルメ」をご紹介しています。
画像提供/三好市観光協会

祖谷地方独特のそばは
つなぎをほとんど使わない

 祖谷地方は急斜面が多く、稲作に不向きなため、粟やひえを主食としていたが、12世紀にこの地に移り住んだ平家の落人たちが、原生林を切り開いてそばを栽培し始める。そばは、やせた土地でも栽培でき、肥沃な土地のものより美味だともいわれる。
 つなぎをほとんど使わず、そば粉のみを地元の澄んだ水で仕上げた。そのためソバ本来の香りと味が楽しめる。つなぎがほとんど使わないため、太くて短い麺となる。それを川魚でとった薄口のだしで食べる。素朴な舌ざわりが人気で、祖谷を代表する土産品となっている。

四国B級ご当地グルメ連携協議会(四B連)
一般社団法人 四B連企画
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