気候が育んだ 太めのそうめん
半田そうめんは、つるぎ町の半田を代表する特産品だ。そうめんづくりには、四国山地から吹き降ろす寒風や吉野川の豊富で良質の水など、この地方の気候や風土が適していた。 半田そうめんは、一般のそうめんに比べて麺が太いのが特徴で、「コシの強さにのどが鳴る」といわれるほど、歯応えのある食感と深みのあるおいしさは、夏は「冷やしそうめん」に、冬は温かい「にゅうめん」として、多くの人から喜ばれている。