「B級グルメ」は、安価で日常的に食べられている庶民的な飲食物のこと。
このページではA級・B級にこだわらず、
地域の人々に親しまれている食材を使った料理や、
地域の人々から愛されてきた料理の「ご当地グルメ」をご紹介しています。
▲高園茶屋の「安芸釜あげちりめん丼」

安芸『釜あげちりめん丼』楽会
 〒784-0004 高知県安芸市本町3-11-5 安芸商工会議所
 TEL:0887-34-1311

廓中ふるさと館
 高知県安芸市土居1017-1 TEL0887-34-0701
 定休日/月曜日(祝日の場合は営業) 営業9:00〜17:00
 http://www.akikanko.or.jp/chirimen/hurusato.html
高園茶屋
 高知県安芸市土居638-1 TEL0887-35-2572
 定休日/水曜日(祝日の場合は翌日振替) 営業8:00〜17:00
 http://www.akikanko.or.jp/insyoku/kouen.html

海と太陽の恵みを丼に

 高知県の東部に位置する安芸市は、三菱財閥の創立者である岩崎弥太郎の出身地とともに、阪神タイガースの春季キャンプの地としても知られている。
 安芸市のもうひとつの名物が「じゃこ」である。獲れたばかりの新鮮なイワシの稚魚を釜あげし、日照時間日本一の太陽の下で天日干し。その「じゃこ」の美味しさを広げようと考案されたのが「釜あげちりめん丼」だ。

 その成果が、今年の3月31日から4月1日に開催された「第3回土佐の食1グランプリ」での優勝だ。安芸「釜あげちりめん丼」楽会(AKG21・山本美栄会長)の活動が評価された格好だが、丼も人気を集めている。
 「釜あげちりめん丼」は、ご飯に「ちりめん」を置き、海苔、大根おろし、大葉、ゴマなどの薬味が彩りを添える丼。薬味の爽やかさとユズ風味のタレが、ふわふわの食感と口溶けをさらに美味しく演出してくれる。
 『廓中ふるさと館』の川竹満寿子さんは、「グランプリを取ってから、倍近くに注文が増えた」と語る。小鉢と汁、香物がついて700円。かき揚げ丼が800円。
 野良時計の隣りにある『高園茶屋』の畠中美幸さんは「ランチタイムのみなのに、開店してすぐ注文があることも」と微笑む。単品で750円。煮ものと味噌汁、ゼリー、香物がついて900円。
 「AKG21」の活躍で火がついた「釜あげちりめん丼」人気。地域の話題を独占しそうな気配である。

四国B級ご当地グルメ連携協議会(四B連)
一般社団法人 四B連企画
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