助成制度
四B連愛媛支部イノシシグルメ部会・部会長 渡邉 秀典
愛媛支部イノシシグルメ部会では現在イノシシを使った新たな商品づくりに取り組んでいます。また、この取り組みにあたり、なんらかの助成制度を活用することも検討しています。
地域の資源を見出し、地域の活性化につなげる四B連の活動のために、さまざまな助成制度を利用することができます。
まず、えひめ産業振興財団の制度として、①地域密着型ビジネス創出助成事業、②農商工連携助成事業があります。
「地域密着型ビジネス創出助成事業」は、5年以内に法人化を目指す個人やグループが地域の農産物などの資源を活用したビジネスを行う場合に、諸経費の3分の2、上限を300万円として助成を受けられる制度です。これまでの認定件数も多く、人件費以外の広範囲の経費に対して助成が認められるため、最も取り組みやすい制度となっています。
「農商工連携助成事業」は、愛媛県内の農林漁業者と中小企業が連携して新たな商品やサービスの開発を行う際に、諸経費の3分の2、上限を500万円として助成を受けられます。必ず農林漁業者が加わっていなければいけないこと、単独の事業者では申請できず、信頼関係のある連携体をつくる必要があることなど、若干の準備を必要としますが、地域の「食」をテーマに連携をしている四B連なら、活用の機会も多いかと思います。
以上は愛媛県でのケースですが、かがわ産業支援財団 、とくしま産業振興機構、高知県産業振興センターにも類似の支援制度がありますので、ご確認ください。
このほか、国の支援制度には、地域の農林水産物を活用した新事業活動を3年から5年にわたって支援する「地域資源活用事業」や「農商工等連携事業」など様々な支援制度があります。
詳しくは、えひめ産業振興財団や中小機構四国などに、お問い合わせください。 |